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社長小松の経営日記

原材料費高騰

2022-04-21
銑鉄、銅など、当社が使う資材の値上がりが止まりません。電気代においては高騰ではなく、もはや暴騰です。
過去、経営上考えたことは、仕事をいかに確保するか、生産をいかに効率的に行うかという、教科書の前半に載っているようなことが当然ながら多かったです。
近年は、それらに加え、新たな悩みのテーマが次々と出てきます。これは一企業の問題と言うよりも、事業を行う上で背景となる世の中の流れに、大きな、避けられない変化があることが原因でしょう。上記の資材調達、電気の確保は、過去には問題の前の前提として捉えていましたが、もはやここから考えなければいけない時代に突入したわけです。水はいつでも飲めると思っていたのが、そうではなかったのです。頻発する自然災害も、もはや熱帯となった我が国で毎年起こる熱中症も、先代の経営マニュアルには無かった条件でしょう。令和の世に入ってから、コロナ、そして現在進行形である国際情勢の激震と、変化はさらに加速しています。岸田首相が新たな資本主義を唱えておられますが、まさに今までの資本主義のセオリーだけでは成り立たない世の中が来たことを身にしみて感じています。
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